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応用情報技術者試験 合格体験記(YMさん)

応用情報技術者試験(AP)

2ヶ月半/1日1〜6時間の計画で、基礎→応用の順で参考書と過去問を組み合わせて対策。午前は「過去問道場」を中心に反復し、午後は得意分野を選定して演習を積み上げました。

学習期間 2ヶ月半(1日あたり1〜6時間くらい)
体験記執筆時期 2025年7月
保持スキル 情報系で学士・修士を取得
ソフトウェア開発業務歴 3年
IPA資格はいずれも未取得
競プロ経験あり(アルゴリズムは対策なしで余裕な程度)

学習法・使用教材

栢木先生の基本情報技術者教室

用語の網羅性が高く、特にマネジメント系/ストラテジ系で頻発する「アルファベット頭文字系」の用語に強い一方、単元ごとの説明は浅め。基本情報に受かる「だけ」ならこれで事足りる、という印象でした。

基本情報技術者試験 過去問道場

新しい方から15回分ほどを演習し、間違えたものはチェックして最後に解き直し。最初は全てやろうと思っていたものの、古い出題(例:ADSL)を見かけて「古い回はやる価値が薄い」と判断しました。

キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者

単元や項目ごとの説明が深く、栢木先生の本にはない単元もカバー。一方で用語の網羅性は低め(栢木先生には載っていて、こちらに載っていない用語がかなりある)。基本情報未履修の自分には、この2冊の組み合わせがちょうど良かったです。

応用情報技術者試験 過去問道場

午前:新しい方から25回分ほどを演習 → 間違えたものはチェックして最後に解き直し。
午後:直近の回を全分野解いてから、演習する分野を選定しました。

午後対策:分野の選び方

「簡単」と言われがちな文系分野は、個人的にはセンター国語の物語文(≠評論文)に近い感触で、答えが論理的に決まりにくく合わなかったため、全て切り捨てました。
セキュリティ(必須)とプログラミング(競プロ経験から得点源になることが確実)は確定。残りはデータベース/システムアーキテクチャ/情報システム開発/ネットワークを候補にして、本番はネットワークを除いた5問を選択しました。

所感・Tips

令和6年春の得点分布と比較すると、受験者数・合格者数はほぼ同じでしたが、今回の午前は得点分布がかなり低い方にズレており、合格率も令和開催の中では最低の22.1%でした。
初見の用語が頻出したり、見慣れないパターンの問題が多く「超難化」で足切りされた受験者が多かったようですが、背景としてシラバスが大幅に改訂されていたとのことでした。自分も解いていて困りましたが、これまでの知識(試験対策外のものも含む)から類推して何とかなったり、ならなかったりしました。
ネットで「過去問道場の問題を覚えるだけで受かる」といった記述を見かけますが、本質を理解しないまま対策していた人にはクリティカルに刺さったのだと思います。
そのため「シラバス改訂には要注意」「日頃から最新のIT情報への感度を高く持っておく」ことも、大事な対策として挙げられそうです。

学習・資格取得を支える制度

UPSTAIRSでは、学び続ける姿勢を応援するための各種制度を用意しています。
資格取得やキャリアの幅を広げる挑戦を、会社としてサポートします。

  • セミナー・書籍代 全額補助

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    全額補助

  • 対象の資格取得で支給 資格報奨金

    対象の資格取得で支給

    資格報奨金

  • 入学金・授業料を全額会社負担 給付型奨学金

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    給付型奨学金